6月8日

人間はやっぱりクソだ

人が死んでいるのに
お前を恨む、お前が憎いだの

誰かに怒りを向けなければやり切れないのだろうか

なぜ死体の前で祖母が母に、母が父に恨み言を言うのだろう

死体を見た時には涙も出なかったけれど、後ろで汚い言葉が飛び交い始めた瞬間に、情けなくて、馬鹿馬鹿しくて、どうしようもなくて、涙が出た

6月6日

弟が死んでしまった

まだ全然実感がわかない

明日のバイトは休みますと連絡を入れた
大学にも連絡を入れなければ

私は今生きている
死んでしまうってなんだ

ショックはショックなはずなんだけど
たまに涙も出るけれど
まだ本当は嘘なんじゃないかと思ってる

信じられない

人は突然いなくなる

人間はただ生きて死ぬだけと
自分は死にたさを抱えて生きてきたからか

今は不思議に落ち着いている

どうだろう
多分理解が追いついていないだけなんだろうな

弟が死んだなんて嘘みたいだもん
悪い夢でしょ

。。。

最近流行りの画像がある。
「いいねと思ったらRTしよう!見てもらえる人が増え、作者のやる気に繋がるよ!」
というやつ。

言ってることは普通だと思うのだが、それがめちゃめちゃ拡散された。
同意のRTだけではない。書いた人を叩くようなリプがたくさん飛ばされた。
作者はリプに基づき全てに"こういう意味でいいました"というような脚注を付けた。
それもまた賛否両論で拡散されているらしい。

んー、めんどくさい、めんどくさ過ぎないですか。

画像を描いた人が言おうとしていることは単純なことであるのに、細かいところにつっかかる人間が多すぎる。

今回の件に限らず、Twitterではしょっちゅう炎上が起こる。
どこにイラッとするのかは知らないけれど、それは大抵発信者の伝えたいこととは違う。
勝手に自分の中で人の言葉につっかかり、伝えようとしている本質とは違うところで怒る。

その言いたいことが気に食わないなら気にしなければ良いのに、わざわざ知り合いですらない相手に「自分はそうは思いません」と言う。

思ったことを好きにつぶやくのがTwitterであるはずなのに、勝手に第三者が「それはおかしい。俺はそうは思わないから」と怒る。

どう思おうが自由ではないのか。
どうしてそうも押しつけがましいのだ。

人に迷惑をかけたり、あからさまに馬鹿らしいことをして炎上しているのはまぁわかる。
でも、最近は自分の意見を発信するだけでそこらじゅうから叩かれ炎上している人を見る。

ぜんぜんわからない。
もっとやさしい世界になってくれ。

インターネットであれば相手の顔が見えないからであろうか。
発言には必ず発言者がいて、何らかの考えを元に、その人が思ったことをつぶやいているだけである。どう思おうとその人の勝手である。
なのに自分の意見と違うだけで他人に「おかしい!!」と言う。

そんな形が蔓延している今のインターネットが嫌で仕方ない。

もっと思いやりを持てないのだろうか。
相手の立場になって想像したり出来ないのだろうか。

間違えているなら教えてあげれば良いだけで。
自分と別の意見を述べているのなら、ただ自分とは違う意見として捉えれば良いだけなのに。

人はなぜそんなに他人に向かって怒るのだろう。
他人に冷たい人が怖い。

5月1日

天気予報では晴れだったのに曇っていた。
作りかけのレジンがいつまでも乾かない。ベタベタする。

今日は前の彼女の誕生日だ。
今頃何をしているだろう。お酒が飲めるようになったのか。いいなぁ、自分もいつかまた一緒に話せる日が来たりするんだろうか。ないか。
20歳の誕生日を迎えないと飲めないお酒。
とかいいつつ何だかんだ黙認されるお酒。
しかし自分は1人でコンビニに行っても手が出ない。怖がりなので。

昨日は夢を見た。
可愛い女の子に好かれる夢。でもその子はどこか愛が猟奇的で、刃物等をこちらに向けてくる。殺されはしない。痛いのは嫌だから逃げたいが、少女に一切の悪意はなく逃げるに逃げられない。
夢の中で追いかけてくる存在は、どういった意味を持つのだろう。

大学では先生に褒められた。どちらかと言えば褒められに行った。思っていたのの10倍褒められた。「すごい」とあれだけ言われたのは久しぶりだ。承認欲求の回復。

働きたくない。働きたくない。

GWは2日することがなくなってしまった。
どうするかなぁ

三題噺03 階段、星、旅人

静かな平原の中に、背の高い家が建っていた。
それは、サバンナに1人で佇むキリンのような。木の代わりに雲を食べようと必死に首を伸ばしているようだった。
僕はお腹が減っていた。もうリュックの中には何も食べられるものはない。何も無いこの平原で、食べられそうなものを探していたら細長い家を見つけたのだ。
ドアを叩いた。ドドドドドン。メ シ を く れ。
ドアの向こうから階段を降りてくる足音と声が聞こえた。
「はーい、どちら様ですかー?」
開いたドアの先には、小さな男の子がいた。
綺麗な刺繍の入ったワンピースのようなものに、上からベストを羽織っていた。どこかの民族衣装のようだ。キラキラしていて自分とは別世界の住人のように見える。
「すごくお腹が減っているんだ。何か食べさせてくれないか」
「わ、わ、本当だ。顔も真っ白。ボロボロのほそほそでボソボソじゃあないですか!早く入ってください。どうぞどうぞ」
入ると中は丸い大きな部屋と、壁に沿って上に登る階段があった。
「座ってください、今食べ物と飲み物を用意しますので」
「あぁ、ありがとう」
部屋の中央にあるソファはふかふかとしていた。疲れが吸い込まれていくような心地がする。
「旅人さんなんですか?」
声変わり前の綺麗な声が部屋に響く。
「そんなところだよ。ここに来る前にはイチョウが綺麗な街にいた。銀杏が特産でね、3人に1人はちょっと口がくさいんだ」
「ふふ、面白いですね」
部屋の隅の台所の方から、カチャカチャと優しい金属音が聞こえる。
「その前は雪が頭の先まで積もる街だ。除雪機が発達していてね。メイド型だとか、氷に変えてくれる機械だとか、超大型除雪車だとか。でもメインは1日1回街中に吹かれる特殊塩水で、一気に解かしてくれるんだ。最初は知らないから思いっきり浴びちゃって頭が痒くなっちゃったんだ」
「毎日海水浴気分ですね」
オーブントースターがジジジジと焦らす音がする。
「にしても、ここまで何にもない場所は久しぶりだよ。砂丘でさえもっと観光客がいたのに」
「何にもないこともないですよ。風は気持ちいいし、夜は星がすごく綺麗なんです。でも、たしかに人は全然来ないのであなたと会えて私は幸せです」
チンッと音がして、いい匂いが部屋に広がる。
「お待たせしました」
テーブルの上に焼き目のついた白い大きなパンと、天井の光を跳ね返しキラキラと光るスープと、見たことのない透明色のジャム、コップに入ったお茶が置かれた。
「いただきます」
手を合わせて一礼をした後パンにジャムを塗り口に入るだけ詰め込む。久しぶりのご飯は暖かくて甘くて信じられないほど美味しかった。
「本当にお腹がすいていたんですね」
にこにこと嬉しそうにこちらを眺める男の子に見守られながら、あっという間にご飯を食べ尽くした。
「ごちそうさまでした。すごく美味しかったよ、ありがとう」
「いえいえ。お疲れのようですし、今日はここに泊まっていってください」
「ありがとう、助かるよ」
この家に男の子の両親がいないことは、彼の言動でなんとなく感じていたことだった。
「寝室は上です。少し階段が長いですが、ついてきてください」
男の子の後に続き上にのびる螺旋階段を上っていく。段差は低く、思ったほど疲れない。
「上の部屋からは外が見えるので、晴れていれば星がとても綺麗に見えますよ」
「それはすごいね、この家は星を近くから見るためにこんなに背が高いの?」
「それも大きいと思います」
"それも"?と聞こうとして、口を閉じた。階段は終わり、部屋に着いたのだ。ガラス張りの部屋の外からは星が綺麗にまたたいていた。
「すごいな、これは……」
「そうでしょう。このベッドで星を眺めながら今日はゆっくり休んでください」
そういうと男の子は階段をとんとんと降りていった。
吸い込まれそうな星空と暖かなベッドのぬくもりに包まれていると、睡魔に襲われるのは一瞬のことだった。


穏やかな太陽の光で目が覚めた。
ここはどこかと辺りを見回し、だんだんと思い出してきた。そうか、今日は泊めてもらっていたんだった。
寝起きのぼんやりした頭で、柔らかなベッドでぼーっと空を眺める。気持ちいいなぁ。ここは何もないところじゃなかった。
ふぅと息を吐き体を起こす。ドアを開け階段を下りるといい匂いがしてきた。
「おはようございます、そろそろ起きてくる頃かと思いました」
男の子は下からこちらを見上げにこりと笑った。
「おはよう。朝ごはんまで作ってもらって、なんだか悪いね」
「いえいえ、人にもてなせることなんてなかなかないので」
朝食はスクランブルエッグとウインナー、パンだった。どれも自分の知っているものとは少し違うような気がしたが、味は絶品であった。
「ここから東に向かって歩くのが、他の町への最短ルートです」
「ありがとう、本当にお世話になったよ。ここもいいところだね。すごく」
「ふふ、そうでしょう」
自慢気にはにかむ顔は、男の子らしい幼さを感じさせた。
「君の名前を教えてもらっても?」
「ステラって言います。お兄さんは?」
「僕は__」
「いい名前ですね。貴方の旅路が幸福なものでありますように」
別れはあっさりとしたものだった。
細長い家に背中を向けて、太陽の昇ってきた方角へ歩いていく。
しばらくしてふと振り返ると、まだ家は遠くに、しかしはっきりと見えた。私はここにいますよと手を振るように。

三題噺02 お茶・カニ・夢

「やぁ、よく来たね」
「今日はどうしたんですか先生」
「そう焦るな。まぁそこに座ってお茶でも飲みなよ」
「別に私は暇人じゃあないんですよ」
「そうかそうか、ところで君、昨晩夢は見たかい?」
「はい、見ましたけど」
「じゃあ夢の内容を詳細に覚えているか?」
「いえ、あまり覚えていないですけど。そんなものじゃないですか?先生は私と夢の話をするためにここに呼んだんですか?」
「夢の話をしに呼んだんだ。君はどうして夢が常に断片的な記憶でしかないのか疑問に思ったことは?」
「不思議ではありますね。先生にその謎がわかったとでも?」
「そうだ。私は実験を行った」
「はぁ」
「君は聞いたことがあるか?人は死んだら4g軽くなるという話を」
「あの魂が抜け出すとかなんとかいう都市伝説ですか?」
「あれは都市伝説ではないのだよ」
「……はぁ」
「私は1度実験を行った。寝る前の正確な体重を測り、測りに乗ったまま身体を固定し睡眠を取る。その際の体重に変化があるのかを装置で調べた」
「それで?まさか4g減っていたとか言うんですか」
「そのまさかだ。君は話が早くて助かる」
「先生が回りくどいんですよ」
「じゃあひとまずそのお茶を飲んではくれないか?」
「絶対に嫌です。先生が自らお茶を出すなんて嫌な予感がしていたんです。先に全ての説明をしてください。4g軽くなっているのが本当だとして、夢の記憶がなぜ曖昧なんですか」
「ふむ。そうだな。一言で言えば魂が抜け出ているからだ」
「睡眠時が仮死状態ってことですか?」
「そうじゃない。そうだな、魂という言い方は適正ではないかもしれない。本体と言えば良いだろうか。記憶だとか、感情だとか、人間の中にある形のないもの全てだ。」
「睡眠時には本体が身体から出ていると?」
「そうだ。そうすれば肉体はうまく休めるからな。そうして抜け出した本体はどうなると思う?」
「……それが夢ですか」
「そうだ。夢は確かに実在する。」
「いやいや、でも夢なんて現実じゃありえないことのオンパレードですよ。実在するなんてどうして言えるんです」
「じゃあ君はこの世界に、起きている間起こっていることだけが有り得るとでも?夢は実在するわけがないと?」
「そりゃそうですけど……まぁいいです続けてください」
「そもそも、その本体こそが人間の本質である。脳だとか肉体だとかはそれを縛り付けているものなのだよ」
「……なるほど?」
「世界は何も選択しない。本来であれば本体も何も選択しないのだ。しかしなぜだか生命が生まれた。そうしてその不自由な個体の中に本体が組み込まれた。そうすることで、我々人間が出来た」
「ファンタジー作品でも読んだんですか?」
「まぁ聞け。ここからが夢を覚えていない説明だ。何も選択しない本体はそのままであればそこに在るだけであった。しかし、人間のようなシステムに組み込まれ、目や脳を通して世界を見、理解するようになった」
「……」
「本来ならば本体は更に自由度の高い存在であった。しかし、肉体により世界を見ることを覚えた。そんな本体が身体の外に出て一時的に自由を取り戻すとどうなる?」
「与えられた記憶の中から好きなように世界を作り出したりすると?」
「流石だ。しかしもちろん本体が作り出す世界は我々の脳には理解不能なこともある。本体が帰ってきた際、無理に理解しようと脳が翻訳をするから夢は矛盾だらけであったり記憶が曖昧であったりするのだ。起きた時は覚えていてもすぐに忘れてしまうのも、脳が処理しきれない不要な矛盾を捨ててしまうからだ」
「面白いですけど、それ本体の存在必要ですか?4gも寝てる間の涎とかじゃないですか」
「本体の有無は全然違う。全然だ。いいか、これが本当であればそれはもうすごいことなんだ」
「どうやって証明を?」
「君に手伝ってもらおうかと」
「……このお茶は」
「頼むよ〜」
「何する気ですか」
「まず君を測りに固定して寝てもらう。体重が軽くなったのを記録した後に君を起こす。体重が戻っていれば成功だ」
「4gの確認が出来たらすごいですけど、本体云々はほとんど先生の妄想ですよね?」
「ちょっと寝て起きるだけだから!ね!お願い!」
「仕方ないですね……」
わはーありがと!」
「……飲みましたけど、これここで横になってればいいんですか?」
「うん。そこでいいよ。……よし、君意外と軽いね」
「……うるさいですね」
「お昼ご飯でも食べて待ってるからゆっくり君は寝ててよ」
「え、うわ、なんですかそれ」
「活きがいいでしょ〜君が来る直前に貰ったんだよこのカニ」
「あぁもう、……起きたら…それ、私にも……」
「お?寝たかな。体重は……まだ変化なしか」
「んー、このカニ美味しい。流石近藤教授だ」
「……お?お!おぉ!!減った!!丁度4g!!あぁ、本当だ!正しかったんだ!!」
「君!!起きてくれ!!実験は成功したかもしれない!!」
「……」
「起きたか!!体重は……も、戻っている……!成功だ!!成功した!!」
「……」
「どうした?君?……あ、あれ!?うわ!カニが急に活気を!!おい!やめろ!うわ!!」
「……」
「き、君!!見てくれ!!カニが……」
「……ど、どうしたんだ?なんで無言でジタバタしているんだ?」
「……は、はは、嘘だろ、変な冗談はよせよ」
「……おい……あ、う、嫌だ……嘘だ、嘘だぁぁぁ!!!!」
「……先生」
「……!!カニが!!カニが喋った!!!」
「どう見ても人間でしょう先生。冗談ですってば」
「へ?あ、あれ?カニは?」
「さっき食べたでしょう。もうとっくに死んでますよ」
「あ、あぁ、なんだ。びっくりした。カニと君の本体が入れ替わっちゃったのかと」
「変な研究に付き合わされたから意趣返しにと、ちょっとした冗談ですよ」
「だ、だよね、びっくりした〜驚かせないでくれよ」
「でもそういえば、実験は成功したんですよね?」
「おぉ!そうだ!そうなのだよ!本体の話はもっと調査が必要だが、4gの増減は確かに見られた。これはすごい発見だぞ!ありがとう本当に」
「感謝の証にそのカニ私にも食べさせてくださいよ」
「あぁ、こいつか。もう私はいらないから君に全部あげよう。あの動きはトラウマものだよ全く」
「死にきれてなかったんでしょうね」
「まぁいい、私はこのデータを持って教授の先生に自慢してくるよ」
「あ、先生。そういえば、本体が別の体に入ってしまった場合ってその体に適応したりするんですかね?」
「……えっ?」
「……冗談ですよ。全く、先生は本当に単純なんですね」
「大人をからかうんじゃないぞ」
「私こそ、もう変な実験には付き合いませんからね」

4月11日

VRカノジョの動画を見ました。あれめちゃめちゃ欲しい。
そのうちVRで5感が味わえるようになりその中で暮らせるようになりそうですね。
理論上可能でも世に出すと私が社会的に死を迎えそうなのでやめてほしい(頑張ってほしい)。

実際、現実の辛さがあるからこそVRのような架空の理想的擬似現実が楽しそうに見えるんだろうし、VRの中だけで生きるのはつまらないと思うのですが。
でもまぁ現実が無理になると死の前にVRの中に逃げたりはしそうですね。自分のような甘えたがりには逃げ場は無いくらいで丁度いいんだと思います。

拗れることのない関係、良いなぁ。
VRカノジョ、欲しいなぁ。

だって自分のことを絶対好きになってくれる女の子ですよ。何しても嫌いにならない。いや、なるのかもしれないけれど、初めからやり直せばまた好きになってくれる。
最強に都合がいい……。

女の子を都合のいいように扱うことが悪いとされているのはもちろん現実においての話であって。相手が人間だからであって。ゲーム内のカノジョなら都合のいいように扱い放題である。
本音を言うなら都合のいい相手を都合良く扱いたいなんてのはごく当然の話だよな。だって「都合いい」んだもんな。

ゲームの中が快適になりすぎると現実世界に戻れなくなるのか、はたまたゲームの中も快適すぎてつまらなくなるのか、或いはゲームの中にも適度な不自由が組み込まれそっちが本物の現実になるのか。
VRもまさかこんなに早くから家庭に入ってくるとは思わなかったし、ゲーム業界の行く末はもう自分には全然わからない。

どんどん予想を裏切って楽しいを量産してほしい。
ついでに言えば社会に出たくないので頑張ってもう少し楽しい社会にしてほしい。
頑張ってくれゲーム業界。